歴史
養老2年(718)能郷白山が開山され、白山神社が置かれた。奈良時代美濃権守が都で能を演じたところ帝から能面を賜わった。以来「能郷」とよんだと伝えられる。毎年4月13日に白山神社境内で奉納。
特徴
能郷の猿楽衆16戸で能方、狂言方、囃子方が決まっていて、それぞれの家で世襲的に口伝で受け継がれてきた。現在の能の流派以前の古い形式で演じられているため昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定。現在小学生から70代までのメンバーで構成されている。
活動内容

○伝えられている能・狂言の演目はいくつかあるが毎年少しずつ内容を入れ替えている。3月総会で演目と役割を決めている。


○練習 奉納日の一ヶ月前から土日や夜間に集会所や各役割の家で練習を行う。


○4月13日の演目について簡単に内容を説明したパンフレットを準備、当日見学者に配布。


○能装束の虫干し
夏期の天候の良い日に拝殿に綱を張り、衣装や道具を陰干しし、傷みなどを点検。衣装だけでなく貴重な文化財も点検、確認。


○ガイドブックの制作(予定)
能・狂言だけでなく装束、能面、和鏡など貴重な文化財について写真を多用したガイドブックを制作する。

今後の活動や方向性
白山文化の影響を受けた能は福井県池田町水海(田楽)にも残っていて歴史的にも交流があった。これからもお互いの教育委員会を通して情報共有だけでなく交流を図りたいと考えている。
公演日時
毎年4月13日
岐阜県文楽・能大会で上演
関連サイト
https://www.city,motosu.lg.jp/
本巣市ホームページ

http://www.motosukankou.gr.jp/
本巣市観光協会ホームページ

アクセス

Information

場所
能郷白山神社
本巣市根尾能郷162
駐車場
当日特設駐車場を設置
お問い合わせ電話番号
0581-38-2515 本巣市根尾公民館
お問い合わせメール
neo-cc@city.motosu.lg.jp
交通アクセス
(鉄道)樽見鉄道終点樽見駅から市内巡回バス35分
(車)国道157号 能郷で左折、1分