歴史
嘉永6年(1853年)に東野の八坂神社隣に歌舞伎小屋「恵東座(えとうざ)」が建てられ、住民唯一の娯楽として盛んに演じられていた。高度成長期になり活動が衰退し、昭和49年に芝居小屋が解体され途絶えてしまう。しかし、平成3年に有志で保存会が結成され、現在は東野小学校体育館に花道付きの舞台や楽屋を毎年設置し、10月第4日曜日に定期公演を開催。
特徴

スタッフ、役者は小学生から20代~80代と年齢層も幅広く地域全体の協力を得て企画活動をしている。現在、役者は女性6人、男性4人と女性が多く女性だけの演目を毎年一外題公演しているのも特徴である。また、保存会会員が講師となり東野小学校の歌舞伎クラブの指導も実施しており、定期公演に発表をしている。定期公演時には、地元の五平餅などの出店や投げ餅などもあり幕間には和やかに会食する地元住民や、観光ツアーによる県外、市外からの観客の姿も見られるようになってきている。

活動内容

●スタッフ会議
各月開催により、役者、スタッフの情報交流、共通理解、親睦を深めている。
●他団体の歌舞伎公演の観劇を資質向上のため行なっている。
●役者、スタッフ募集のチラシ配布
●観光協会などの依頼による公演
地歌舞伎のPR、外国人に伝統芸能の披露
●恵那市ケーブルテレビの活用

今後の活動や方向性
●地元の伝統芸能である地歌舞伎をより一層広め、関心を持ってもらうための企画再検討の実施(PR方法、手段)
●幼児期から関心が持てるよう、子ども用の衣装や小道具の確保、指導
公演日時
毎年10月第4日曜日

アクセス

Information

場所
東野小学校体育館
駐車場
あり(体育館横 東野コミュニティセンター駐車場)
お問い合わせ電話番号
0573-25-3357
お問い合わせメール
chiko124@rk2.so-net.ne.jp
交通アクセス
電車の場合 JR中央線恵那駅下車 明智鉄道乗換 東野駅より徒歩5分
車の場合 国道19号線武並神社横の宮の前信号より5分