歴史
東白川村は地芝居が盛んで、かつては明治時代に建てられた3つの芝居小屋があった。
戦後はその一つ神田座が地域の娯楽の場として活況を呈し、東京歌舞伎、関西歌舞伎の花形役者も公演している。昭和30年代後半から観客が減少し、各芝居小屋はなくなり、昭和44年には神田座も姿を消した。
昭和50年に、かつて歌舞伎上演に関わった人々が「歌舞伎愛好会」を結成し、昭和52年に神田神社の例祭で上演。
平成6年の「はなのき会館」の完成を機に歌舞伎愛好会を発展させて「東白川村歌舞伎保存会」が発足。毎年9月に定期公演を開催している。
特徴
300人あまりの保存会員とともに、熟練した技術を持つ大工、地域に顔の利く村民、向上心あふれる地元役者がそれぞれ舞台部、公演部、役者部として定期公演を支えています。公演では、ホール内に桝席が組まれ、飲食とともに芝居を楽しめます。より近い距離でおひねりや掛け声といった地歌舞伎の醍醐味を味わうことができます。
活動内容

年数回の運営委員会、役員会を経て定期公演を開催。毎年、小学生に卒業記念に役者として出演するよう募集して1演目立てており、若い者への関心を高めるようにしている。
振付は松本団女師匠に、三味線・太夫などは近隣の方にお願いしている。
稽古場・公演会場は「はなのき会館」で、戦後に復活した当時は中学校の体育館ステージを舞台としていた経緯もある。

公演日時
毎年9月第3日曜日頃(敬老の日の前日)
関連サイト
https://www.facebook.com/higashishirakawamurakabuki/

アクセス

Information

場所
はなのき会館
駐車場
あり
お問い合わせ電話番号
0574-78-3111
お問い合わせメール
507kyoiku@vill.higashishirakawa.gifu.jp
交通アクセス
JR白川口駅からタクシーで20分
東海環状自動車道 美濃加茂I.C.から約1時間
中央自動車道 中津川I.C.から約1時間