歴史
集落にある日枝神社の拝殿型舞台を文政十年(1827年)現在地に移転し客席が増設され劇場型舞台となった。その後、数回の改修がされ回り舞台が取り壊されましたが、平成10年の大改修により回り舞台が復活しました。江戸時代に始まったとされる芝居は太平洋戦争にて中断しましたが、戦後間もなく復活し、以降、隔年開催の時期もありましたが、現在は毎年5月3・4日に定期公演を開催している。
特徴

昭和36年に「鳳凰座村芝居保存会」が結成され現在まで引き継がれ、保存会員は20代から80代まで20人余りで構成されている。記録のある昭和46年からこれまで、80外題200余幕という多くの幕を上演している。定期公演のほかに県内外各地でも積極的に上演し、国立文楽劇場(大阪市)、愛知県芸術劇場、また海外ではフランス=パリ市、スペイン=サマランカ市での公演にも参加しています。

活動内容

○伝統文化の保存と伝承
県・市指定の文化財の保存と会員の高齢化による後継者育成活動
○地域資源として観光への活用
外国人向けの公演や下呂温泉合掌村での特別公演を通じて、新たな角度から地歌舞伎のPR活動に取り組んでいる。
○太夫、三味線の育成
芝居の盛り上げに欠かせない太夫、三味線の担い手育成を図っている。

今後の活動や方向性
登録されている文化財等を守りつつ、役者などの担い手育成に努め、地域の重要な資源として「地歌舞伎」のPR活動と地域に根付いた文化を後世へ継承することに努める。
公演日時
毎年5月3・4日
関連サイト
http://www.city.gero.lg.jp/
下呂市公式ホームページ

アクセス

Information

場所
下呂市御厩野「鳳凰座」
駐車場
あり(約20台 無料)
お問い合わせ電話番号
0576-24-2222 下呂市役所 観光商工部 観光課
お問い合わせメール
kankou@city.gero.lg.jp
交通アクセス
(車の場合)下呂温泉街から国道41号、257号経由で約15分。中央道中津川ICから車で50分
(公共交通機関の場合)下呂温泉街から濃飛バス加子母線で約25分。御厩野バス停下車すぐ