- 歴史
- 築造は棟札が半ば欠落しているため判然としないが、舞台内部の柱・壁・天井などに書かれた落書きにより、明治23年(1890年)に舞台開きの興行が行われたことが分かっています。地芝居の公演は江戸時代から行われ、明治、大正、昭和と隔年や休演を繰り返し戦後は途絶えていましたが、現在は毎年11月2・3日に定期公演を開催しています。
- 特徴
昭和46年に地元の青年団が新劇を公演し歌舞伎の復活に火がつき、昭和53年に全国でも珍しいコマ回し式回り舞台の芝居小屋が認められ、回り舞台の復活と大改修を経て、国の重要有形民俗文化財に指定されました。これを契機に、地元住民によって「白雲座歌舞伎保存会」が結成され現在まで引き継がれています。また、約70年前の地元画家による舞台背景の複製作業などを通じ、地域の伝統文化を盛り上げています。
- 活動内容
○伝統文化の保存と伝承
国・市指定の文化財の保存と会員の高齢化による後継者育成活動
○地域資源として観光への活用
県内外での出張公演などを通じた新たな角度からの地歌舞伎PR活動への取り組み
○舞台背景のレプリカ複製作業
複製作業を通じた文化財の保護・保全- 今後の活動や方向性
- 登録されている文化財等を守りつつ、役者などの担い手育成に努め、地域の重要な資源として「地歌舞伎」のPR活動と地域に根付いた文化を後世へ継承することに努める。
- 公演日時
- 毎年11月2・3日
- 関連サイト
- http://www.city.gero.lg.jp/
下呂市公式ホームページ
お知らせ・トピックス
- 2024年10月25日(金) お知らせ 【地芝居・伝統芸能フェスティバル】11/2-3に地歌舞伎フェスティバルin下呂温泉 白雲座を開催します《地歌舞伎》
- 2023年10月10日(火) お知らせ 【地歌舞伎】白雲座歌舞伎でクラウドファンディングを実施中です
- 2023年10月4日(水) お知らせ 【地歌舞伎】白雲座歌舞伎公演を開催します
- 2022年9月11日(日) お知らせ 【地歌舞伎】(公演中止)白雲座歌舞伎公演
- 2022年1月21日(金) お知らせ 【SNS更新】門和佐の舞台(白雲座)の紹介
イベント情報
- 2024年10月25日(金) 清流の国ぎふ 地芝居・伝統芸能フェスティバル 地歌舞伎フェスティバルin下呂温泉 白雲座
- 2024年9月19日(木) 清流の国ぎふ 地芝居・伝統芸能フェスティバル 地芝居公演(10/26)
- 2024年8月29日(木) 【開催中止】清流の国ぎふ 地芝居・伝統芸能フェスティバル 幕開け公演
- 2023年10月4日(水) 白雲座歌舞伎公演
- 2023年2月16日(木) 清流の国ぎふ 地歌舞伎勢揃い公演春公演(1日目)
アーカイブ
アクセス
Information
- 場所
- 下呂市門和佐「白雲座」
- 駐車場
- あり
- お問い合わせ電話番号
- 0576-24-2222 下呂市役所 観光商工部 観光課
- お問い合わせメール
- kankou@city.gero.lg.jp
- 交通アクセス
- (車の場合)下呂温泉街から国道41号、257号、県道62号、432号経由で約25分。中央道中津川ICから車で約60分
(公共交通機関の場合)下呂温泉街からげろバス上原線で約25分。中村バス停下車徒歩3分