歴史
江戸末期には、祭礼時などに地芝居が行われていたと考えられる。戦後、昭和32年に一旦途絶えたものの、昭和49年の村国座の国重要有形民俗文化財指定をきっかけに復活し、現在は地元小学生による子供歌舞伎が上演されている。
特徴
国指定重要有形民俗文化財「各務の舞台(村国座)」を舞台に、10月の村国神社の祭礼時に奉納芝居として歌舞伎を上演する。
村国座が立地する各務地区を西・中・東の3組に分け、各組が毎年持ち回りで歌舞伎を担当する。
活動内容

〇子供歌舞伎の上演

10月の村国神社の祭礼に合わせ、2日にわたって子供歌舞伎を上演する。
出演する小学生は、歌舞伎を担当する組の児童に限られ、主に高学年が歌舞伎(2~3演目)、低学年が舞踊(5~10演目)を上演する。

〇歌舞伎衣装・台本類の保存

村国神社には、明治~昭和初期に村国座で使用した歌舞伎の衣装や台本類が所蔵されており、貴重な資料として保存を行うほか、企画展などに貸出・展示を行っている。

今後の活動や方向性
毎年秋に行っている子供歌舞伎を、市の補助のもと継続的に上演し、市内で唯一となった地芝居の伝統を後世に継承する。
公演日時
毎年10月の第2土・日曜日
関連サイト
https://www.city.kakamigahara.lg.jp/shisei/shisetsu/1005659/1005664.html

アクセス

Information

場所
村国座(公演)
各組の公民館(稽古)
駐車場
あり
お問い合わせ電話番号
058-383-1475(各務原市教育委員会文化財課)
お問い合わせメール
bunka@city.kakamigahara.gifu.jp
交通アクセス
(電車)名鉄各務原線「苧ヶ瀬駅」徒歩30分
(車)東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」から約30分