大正8年、恵南六ヵ町村の有志により株主を募集し、名古屋の明治座を買い取り解体、明智町へ移転改築してから55年間の長きにわたり、「常盤座」として各町村民唯一の文化的な会館劇場として、歌舞伎及び演劇を行ってまいりましたが、戦時色が深まるとともに下火となり、中断したまま終戦となりました。
戦後、歌舞伎も息づき、年に2回程度上演してまいりましたが、役者不足、資金不足などにより、再び上演するのは年1回くらいになりました。そして、常盤座も維持することができず、解体、取り壊され、本舞台のみ瑞浪市日吉ハイランドに「相生座」として残りました。
その後、8年間は、歌舞伎の上演はできませんが、明智町文化センターの建設により、昭和58年初めて第1回の歌舞伎公演が行われ、その後一年おきに6回の公演を行いました。明智町かえでホールの完成により、舞台を当ホールに移し、今に至っております。
令和2年6月7日(日)に第22回の歌舞伎大会を予定しております。
会員一同、伝統ある明智町歌舞伎保存会の継承に全力を傾けています。
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