東白川村は地芝居が盛んで、かつては明治時代に建てられた3つの芝居小屋があった。
戦後はその一つ神田座が地域の娯楽の場として活況を呈し、東京歌舞伎、関西歌舞伎の花形役者も公演している。昭和30年代後半から観客が減少し、各芝居小屋はなくなり、昭和44年には神田座も姿を消した。
昭和50年に、かつて歌舞伎上演に関わった人々が「歌舞伎愛好会」を結成し、昭和52年に神田神社の例祭で上演。
平成6年の「はなのき会館」の完成を機に歌舞伎愛好会を発展させて「東白川村歌舞伎保存会」が発足。毎年9月に定期公演を開催している。
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